アレンジレンジ

ペンク盗用疑惑記事を見て古いネタを思い出したので。いまさらって話だけどオレンジレンジ
洋楽至上主義というわけではないけれど、昔から日本のヒット曲を聴くたびに「これは○○って曲とコード進行が同じだな。」とか「このメロディーは○○のパクリじゃん!」とか思っていたオイラの斜め上を行った彼ら!。
オレンジレンジ Bounce.com インタビュー
http://www.bounce.com/interview/article.php/1081

オレたちの中の合言葉は〈パクろうぜ!〉です(笑)。まずはカヴァーするんですよ。で、ここをわかんないようにしようとか、ここ使ったらバレるだろ、とか話し合う(笑)

妻が好きだと言うんでアルバム借りてみたんですよ。気持ち悪くて聞けませんでした。でも彼らのCDはとても売れているらしい。レンタル屋でもめちゃめちゃ枚数多いし。気持ち悪くない人にとってはキャッチーで楽しい音楽なんだろうね。
オイラも引用とかパロディ、リスペクトは嫌いじゃないです。映画の中で気の利いた引用をしたり、有名なせりふを聞いたり、伝説的なリフを挟んだりしてるのを見るとニヤリとしちゃいますから。
オレンジレンジのアルバムはまさにおいしいところだけを抜き出して繋げてでっち上げましたと言う感じです。いいとこ取りだけして仕立て上げる、これはある意味すごい才能です。彼らが好きな人にとってはパクりも「素材の良さを引き出して自分の料理を仕立て上げる究極のメニュー」みたいなものかもしれません。でもアンチな人にとっては「盗まれた良い素材を下手な料理でめちゃめちゃにしてる」ということなんですよね。原曲を好きであればあるほどそう感じるンだと思います。
先にも書いたようにオイラ的には、キャッチーで楽しげにまとめあげる才能は評価してます。ですから出典をはっきり示した上でこんなアレンジをしてみました。すごいでしょ?というスタンスなら感心して聞けたと思いますね。
パクリであっても良い物は良い、売れているんだから良い物だという風潮についていけないのは古い人間だからですかね?